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日本で医療機関を探す

日本でトランスジェンダー医療(GAHT=性別適合ホルモン療法を含む)にアクセスする主な経路は、おおまかに次の3つです。

  • 大学病院などのジェンダー医療センター/専門外来:精神科・婦人科・泌尿器科・形成外科などが連携してチーム医療を行う体制。診断書の発行や手術への接続がしやすい一方、初診の待機期間が長いことがあります。
  • 性別不合(GI)学会認定医のいる医療機関:後述の認定医制度をクリアした医師が在籍する施設。専門性の目安になります。
  • インフォームドコンセント(IC)方式のクリニック:本人の十分な理解と同意のもとでホルモン療法を開始する方式。比較的アクセスしやすい反面、施設ごとに方針差が大きいため、後述の確認ポイントが重要です。

費用は原則として**自費(自由診療)**が基本です。性同一性障害の診断や一部の治療が公的保険の対象となる場合もありますが、施設・状況により異なるため、各医療機関に直接ご確認ください。

特定のクリニックを列挙する代わりに、自分で最新の受診先を確認できる公的・専門的な情報源を案内します。

  • 日本GI(性別不合)学会 — 認定医一覧 かつての「GID(性同一性障害)学会」が改称した専門学会で、トランスジェンダー医療に携わる医師を認定医として公開しています。診断・ホルモン療法・手術に携わる医師は、原則としてこの認定医であることが望ましいとされています。学会の公式サイトに認定医一覧が掲載されています(事務局:岡山大学大学院保健学研究科内)。 公式サイト: https://www.gi-soc.jp
  • 日本精神神経学会のガイドライン 「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン」を策定している学会です。診断・治療の標準的な枠組みを知る参考になります。
  • 当事者コミュニティ・支援団体の受診先情報 実際の受付状況や雰囲気については、地域の当事者コミュニティや支援団体の情報も役立ちます。ただし個人の体験談であることを踏まえ、必ず一次情報で裏取りしてください。

受診先を選ぶときの確認ポイント

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医療機関に問い合わせる、または初診時に確認しておくとよい項目です。

  1. トランスジェンダー医療の経験:性別適合ホルモン療法(GAHT)の処方実績があるか。
  2. 認定医・専門体制:GI学会認定医が在籍するか、精神科・内分泌・婦人科などとの連携があるか。
  3. モニタリング体制:開始前のベースライン検査、その後の定期的な血液検査(E2・テストステロン・肝機能・凝固系など)を行うか。
  4. 費用と方式:自費か保険か、IC方式か診断書方式か、初診から処方までの流れと概算費用。
  5. アクセスと待機:初診の予約方法、待機期間、通院頻度。

迷う場合は、複数の医療機関でカウンセリングを受けて比較するのも確実な方法です。

このページの使い方

  1. あくまで受診先探索の出発点として使ってください。
  2. 診療科・担当医・受付条件・費用は必ず医療機関へ直接確認してください。
  3. 受診先探しと並行して、ベースライン検査緊急時対応も準備してください。